ジャパン・ウェディング・フォト・グランプリ 2019 入賞

第3位 潮洋美

▼撮影秘話
主役のおふたりを祝福するため、ご新婦のご親族が集まってきた場面。かわいい孫娘の晴れの日ということもあり、挙式から嬉しそうにしていたおばあちゃん。記念撮影の直後、うれし涙を堪える一瞬を映しました。思わぬリアクションに微笑むご家族。被写体の表情を見てほしくて、色鮮やかな結婚式のシーンをあえてモノクロに加工しました。
今回この写真で応募したのは、人と人との一瞬の想いが凝縮していると思ったからです。結婚式という非日常の時間で生まれる特別な表情。そんなわずかなタイミングを逃さずに撮影することができた一枚です。

第7位 本多唯哉

▼撮影秘話
ご新婦がご両親に手紙を読み上げているシーン。披露宴の一瞬を収めた一枚です花嫁の手紙で、終始下を向いていたご新婦のお父様。綴られた言葉を聞くうちに涙が込み上げたようです。お母様も隣で目元を拭いていました。感情をあまり出さないお父様の堪えている表情。そして目尻の皺に、長年育ててきた時間や重みを感じることができます。

第10位 神谷 知和

▼撮影秘話
おふたりの大切な愛犬とお気に入りのブーケで表情を隠した一枚。完璧なカメラ目線のワンちゃんのきりりとした表情がこの写真の魅力を一層引き立ててくれました。
お顔立ち同様にとても賢いワンちゃんで、全員の息がピッタリ合った瞬間でした。見えていない新郎新婦様の表情はどんなだろうとイメージすると面白くて、きっととてもいたずらっぽい笑顔なんだろうなって思います！

第14位 ミウラ タカシ

▼撮影秘話
新郎新婦様がSNSで私を見つけ、指名してくださいました。家族写真を撮る際に見ているのは「人の癖」。おひとりおひとりの性格を引き出すことも大事です。ご新婦のご家族はノリも良く、進んでポーズをとってくれていたので、賑やかな撮影時間となりました。そのため、ご新郎のご家族の柔らかな表情も引き出せています。

今年のJWPGの入賞作品は、アートな作品が並ぶ例年と少々傾向が異なり、ドキュメンタリータッチな作品が多く見受けられました。InstagramやTwitterなど、SNSで常日頃から写真を見る機会が増え、目の肥えたご新郎ご新婦が増えてきております。その中でも最近は、色彩豊かな「映える」写真だけでなく、ご家族の心の温度を写し出したリアルな写真が好まれており、弊社フォトグラファーの「心の温度を写した」写真は大変ご好評いただいております。

最後になりましたが、たくさんのご投票誠にありがとうございました。

今後とも、弊社フォトグラファーをよろしくお願いいたします。